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無駄をなくして、時間を増やし、役に立つ知識を紹介します

その買い物ちょっと待ってください!誰も教えてくれない購買心理の不都合な真実

やったー。限定グッズをネットで手に入れた

いくらぐらいしましたか?

定価の2倍しました

その商品再販してましたよ

うわ...本当だ

最近は再販が多いですからねぇ...

なんで買ってしまったんだろう

それはあなたの「ある権利」が
奪われているからです

権利?

どうして高額なのに
転売から買ってしまったり
無駄遣いしてしまうのか?

今回はその理由を解説していきましょう

希少な物を見ると「ある心理状態」になる

始めに質問します
ブランド品・ダイヤモンド・数量限定品
これって生活に不可欠ですか?

どれも買わなくても生活できます


似たような商品や機能性がないものなのに
なぜか人間は
希少なものを高いお金を使って
購入しようとしてしまいます

高いものを身に着けて

自分の価値を上げたいという方もいると思います
それは人の価値観です

限定品を見たときの心理状態

限定品や希少なものを見たとき
人はある心理状態が働きます

希少なものを見ると
必要ないのに欲しいと思ってしまいますね

それは
希少性の原理と呼ばれる心理状態です

人間の行動には様々な原則や法則が存在し
それに従って行動をとっています
その原則を行動原理と呼びます

その行動原理の一つが
希少性の原理です

人間は歴史的にも
手に入りづらいものほど
高価なものと考える傾向があります

先ほどあげた
ブランド・ダイヤモンド・限定品
どれも手にはいりずらいものです
そしてあまり出回らないために
後々に高価になっていきます

zakkuri-gakusyu-blog.hatenablog.com

安いものが情報により高価になる

いままで安く購入してたものが人気になり
需要が供給を上回ると
安かったもが値段が上がっていき
その商品が購入できなかった
という経験はないですか?

そういえばマスクが値段がかなり上がって
買えなかった時期がありましたね

これは社会情勢や情報によって
物が希少になったことで
値段が変化した一例です

希少なものは情報がなくても
価値が上がっていく傾向があります

人間は過去・歴史の経験上
希少なものほど価値があがると知っているから
希少なものは価値が高いものだと判断しています
これが希少性の原理です

ではなぜ
必要ない希少なものは
欲しいと思い購入するまでに至ってしまうのか?

詳しく見ていきましょう

あなたの権利は剥奪されている

権利なんて奪われているの?

奪われている権利とは
欲しいものが買えるという権利です

当たり前の話ですが
お金があれば欲しいものは買えます

しかし
お金があっても希少なものは手に入りずらいです
例えば
3万円のゲームの本体が大流行して
本体が買えない現象がよくあります

そういえば買えなかったなぁ

3万円は持っているのに
在庫がどこにもないことによって購入ができません

そうなると
購入する権利が奪われたと人間は感じます

リアクタンス

購入する権利を取り戻そうと
希少なものを
高い値段でも購入しようとします

剥奪された権利を取り戻そうとすることを
リアクタンスと呼びます

転売ヤーから物を買ってしまうのは
このリアクタンスが働いているからです

欲しいものが買占められしまい
転売屋が高額で商品を出品します
最近はメーカーさんが再販の対応をしているので
高額で転売から買う人は減少しています

それでも転売ヤーから買っちゃうのは
「欲しいものが買えない」という権利を
取り戻そうとしてるからなのか

そうです
さらに人間は不快な気持ちを
少しでも早く解消したいという
行動原理があり
リアクタンスとのダブルパンチで
希少なものを買おうとしてしまうんだ

ダブルパンチで買ってしまう

先ほど説明した
人間は不快な気持ちを早く解消したい
と思う行動原理があります

ここでいうなら
「買えない」という
不快な気持ちを解消したいと思ってしまいます

その「不快な気持ちを解消したい」のと
欲しいものを買えるという権利を取り戻す
「リアクタンス」
この2つの行動原理のダブルパンチで

定価よりも高額で転売されている商品を
購入してしまうのです

欲しいものを
高くても早く手に入れたいと思うのは
複数の行動原理が働いている結果なのです

ざっくりまとめると
欲しいものを買えるという権利を取り戻そうとした結果
必要ないものを買ってしまうのです

ではここからは
あなたも巻き込まれたかもしれない

希少なだけで起こる社会現象をみていきましょう

希少性で起こる社会現象

始めに紹介するのがタピオカです

並んで買ったなー。おいしいし

長蛇の列に並んで
まだかまだかと待ち続けて
やっとの思いで購入した方が
多いのではないでしょうか?

「タピる」という言葉ができるほど
大流行しました

なぜタピオカが流行したが
すぐになくなってしまったのか
パンデミックの影響もありますが
実はここにも希少性の原理が働いています

え?タピオカブームにも希少性の原理が関係してるの?

ブームが来たのも、ブームが去ったのも
希少性の原理が働いています

タピオカブームと希少性の原理

ブームが始まった時は
タピオカを扱うお店が
極端に少なかったです

なので
タピオカ店が希少であり
購入することが難しかったのです

そういえば少なかったなぁ
少ない店舗に
長蛇の列ができてたんだよね

お店が少ないので
500円持っているのに購入できず
欲しいものを買う権利が奪われていたのです

その権利を取り戻そうとした人が
大量に増えたことによって
長蛇の列ができたタピオカ店が大量に増えたのです

ブームが終わるのはなぜ?

 

タピオカブームは
一瞬で終わっちゃいまいしたね
なんでなの?

タピオカ店が大量に増えたからです
買えるお店が増えたので
ブームは続くと思われますが
お店が大量に増えて希少性がなくなり
誰もがいつでも購入できるようになったで
欲しいものを買う権利が取り戻されか結果
欲しいと思わなくなったのです

たしかに
いつでも買えると思うと
並んでまで買おうと思わないな

タピオカは
希少性の原理で社会現象になり
希少性の原理で終わったのです

皮肉な話ですね...

では次は
トイレットペーパーを例に
見ていきましょう

権利が奪われる前に買おうとする

これは
メディアやネットが煽ってしまうのが
問題だと思いますが
テレビやネットで空の売り場を見せて
購入が難しくなると思わせます

買えなくなるのが怖くなりますね...

そしてトイレットペーパーが
売り場から少なくなり
トイレットペーパーの希少性が高くなる

希少性が高くなると
また買う権利を剝奪される可能性が高くなります

なので
欲しいものを買う権利が奪われる前
トイレットペーパーを大量に買いだめするのです

これが多くの人が
買いだめ・買占めにはしってしまう理由です

希少性の原理を知らないことで
メディアや嘘の情報に踊らされてしまい
不必要な物を購入してしまうのです

だから焦って
スーパーに走っちゃうんだな

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まとめ

無駄な出費をさけるためにも
希少なものや
無駄なものを購入しそうになったら
希少性の原理を思い出し
衝動買いや無駄な出費を
減らしていきましょう

そうですね
いますぐ必要な物なんて
ほとんどないですし
ティッシュも再販されますからね

あなたの大切なお金は周りに流されず
自分の意志で使っていきましょう

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